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貴 純米大吟醸

2018.04.01(18:18) 115

貴 純米大吟醸
使 用 米:山田錦
使用酵母:非公開

山口県から永山本家酒造場のお酒「貴」です。初飲み銘柄ですね。
箱からして立派な感じで、多分フラッグシップ商品なのでしょう。
(でも、こういう立派な箱って捨てづらいよなぁ…)
お値段もそれなりに少しお高めで、今までなんか飲む機会を逸していました。

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話題は逸れますが、山口県と言えば知名度ではやはり「獺祭」があまりにも
有名ですが、今年の2月に東京出張の際、獺祭:旭酒造の桜井会長の講演を
拝聴する機会に恵まれました。日本酒イベントではなかったのですが、偶然
基調講演が旭酒造:桜井会長の講演でしたね。

「獺祭」が無名だった頃の苦労話や、ここまで有名になった経緯とか日本酒
好きの僕にとっては非常に興味深いお話でした。

なかでも印象深かったのは「獺祭」のターゲット層は、普段日本酒を飲まない
人達とのこと。まだまだ日本酒を飲む人は少なくて、ましてや海外においては
知名度すら低い。だったらそういった人たちに向けて日本酒を飲んで貰おう!
と山口県の山奥から敢えてトレンドの中心部、東京に進出したらしいです。
その後のブレイクはご存知の通りですが。

僕も「獺祭」は最近でこそ飲まなくなってしまいましたが、日本酒好きの走りの頃
獺祭を初めて飲んで「えっ、これ日本酒?」と衝撃を憶えたものです。

僕らのような日本酒マニアは「獺祭」なんて…という人が多いかと思いますが
桜井会長はそういったごく一部の意見も承知の上で、ターゲット層をあくまで
日本酒をあまり飲まない人や外国人、そして世界に。ということらしいです。
ある意味一貫していますね。

日本酒マニアの中では、獺祭のイメージって「杜氏でなく社員が造っている」
とか「機械で造っている工業品」など否定的な意見を言う方もおられますが
僕は「獺祭否定派」ではありませんので、経営戦略としては素晴らしいなと
思います。切り口は違えど日本酒のシェア拡大を担っているのだから。

倒産または廃業する酒蔵が多いなか、いまや大手酒造メーカーに迫るほどの
生産量を誇り、近々アメリカのNY郊外に日本酒醸造所を建設するとのこと。
一企業としてみるならば、山口県の田舎の小さい酒蔵だった旭酒造がここまで
成長したのだから、完全に勝ち組なんでしょうね。
いつかアメリカ産の「獺祭」も飲んでみたいものです!

「貴」に話題を戻します。
ラベルを見ると2015のシールが貼っているので27BYですね。
出荷は2017.4月なので1年くらい寝かせているのかな。
裏ラベルを見るとロットナンバーが入っています。

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上立ち香は、カプエチ系のオーソドックスな吟醸香。
お猪口に注ぐと、うっすら琥珀色程度に色がついています。
含むと、とてもキレイな酒質で雑味が一切なく、まるで水を飲んでいるかのような
テクスチャーで青リンゴ系のお酒です。いわゆるYK35的な(これはYK40か?)
味わいの美酒ですね。取りあえず欠点らしい欠点は無しって感じ。

ただ約2年も寝かせているので、飲んだ瞬間は熟しているな!と一瞬感じました。
飲みすすめていくと、バニラな感じがでてきて、味わいも広がってきました。
美味しいですよ。でも感動するほどでは無いかな。

2日目。
酒質も落ちずに、相変わらず水のようにスルスルと飲めます。
初日ほどの青リンゴ感はしなくなりましたが、美酒ですね。
でもこれといって個性は無いかな。よくある高級酒って味わいです。

この「貴」は美味しいは美味しいですが、純米吟醸あたりをやらないと何とも
評価し難いですね。いきなり上位スペックからやったのも悪かったかな…
どこかで仕切り直しの1本をやらないとですね。



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